安心の高品質

ネクタイ生地の生産量日本一の山梨生地を使用

このネクタイの生地は全て山梨県で制作されています。最大の特徴は、希少なタテ糸を使用していることであり、光沢を重視して製品化されています。

このタテ糸は通称ブラタク糸として知られ、ブラジル製糸社が製造しており、世界でも最も上質で光沢のある糸とされています。しかしながら、多くは世界の高級ブランドに買い占められるため、非常に流通量が少ない希少な糸となっています。

国内でもこの糸を使用する機屋(生地作成場)は希少であり、今回の生地はそうした機屋にて用意されました。さらに、タテ糸が露出するサテン組織を採用しているため、糸の特性を最大限に活かした製品が仕上げられています。

縫製は国内の老舗ネクタイ縫製工場で行われています。この工場は創業以来ネクタイの縫製に特化し、ネクタイ専用のミシン(リバー機)を使用しています。そのため、高度な技術を磨き上げてきた工場であり、縫製の品質にもこだわっています。

シルクについて

山梨県は、日本国内でも有名なシルク生地の産地の一つです。山梨県は温暖な気候と豊かな自然環境があり、桑の栽培に適した土地です。桑の葉は、ミノムシと呼ばれる蚕の幼虫が食べる餌として使用され、その蚕から得られる繭がシルク糸の原料となります。

山梨県では、伝統的な蚕の養殖や繭の生産が盛んに行われており、その繭から生産されるシルク糸は高品質で知られています。また、山梨県内にはシルク織物の製造工場や加工業者も存在し、シルク生地の生産から加工まで一貫して行われています。

山梨県のシルク生地は、柔らかな風合いと上品な光沢が特徴であり、和服や洋服、アクセサリーなどさまざまな製品に利用されています。その品質の高さと美しさから、山梨県のシルク生地は国内外で高い評価を受けています。

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